円空大賞展より

岐阜県美術館の円空大賞展より。

金属をここまで美しく、心地のよい形状に作り変えることができる力。大嶽有一氏の作品に魅せられました。

金属を腐食させ作り上げていくとされる作品、触ることができないのが残念なのですが、時をありのままに刻んだような表情は見ていて飽きない。そして、どこから見ても破綻していない輪郭のカーブにはため息が出ます。

こうした作品が部屋に1点あるだけで、空間が浄化されて気高さと活力が湧くと思います。

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